5.内窓や二重サッシからの雨水侵入

内窓や二重サッシでは、サッシ下枠に吹き込んだ雨水が壁内や室内へ浸入することがあります。

<内窓や二重サッシの構造>

内窓や二重サッシは、外側の窓と内側の窓を同時に施錠していただくことにより、気密効果や断熱効果を高めるサッシとなりますが、外側の窓で雨水の浸入を防いでおり、内側の窓には雨水の浸入を防止する機能はありません。
防犯性についても外側の窓が主となります。内窓をつけることで防犯性能は向上しますが、必ず外側の窓、内側の窓のいずれも施錠してください。 

<内窓や二重サッシの使い方>

雨が降る前には、必ず外側の窓を閉めて施錠してください。外側の窓を開けたままにして内側の窓だけを閉めると、サッシ下枠から吹き込んだ雨水が壁内や室内へ浸入するおそれがあります。
また、防犯の意味でも、就寝時や外出時の際は必ず外側の窓を閉めて施錠してください。シャッター、雨戸が設置されている窓についても同様です。雨天、就寝時や外出の際は必ず外側の窓、内側の窓いずれも閉めて施錠してください。