18.白亜化現象(チョーキング)

玄関ドアの扉表面などが次第に粉状になり、白っぽいチョークの粉をふいたような状態になることがあります。これを白亜化現象(チョーキング)といいます。

<白亜化現象(チョーキング)について>

玄関ドア・玄関引戸などの扉表面材はカラー鋼板(樹脂塗料を焼付けて仕上げた鋼板)を使用しているものがあり、このカラー鋼板が白亜化することがあります。カラー鋼板の塗膜表面の樹脂成分が、紫外線、熱、雨水、空気中の化学物質などの影響によって劣化し、白っぽいチョークの粉をふいたような状態になります。この現象は、玄関ドア・玄関引戸などに限らず表面を塗装している製品であれば発生する場合があります。

<お手入れのポイント>

白亜化現象(チョーキング)は周りの環境やお手入れの仕方によって進行度合いが大きく変わってくるため、こまめに製品の表面に付着した汚れをお手入れいただくことが経年劣化の進行を遅らせる上で大切です。お手入れ方法については、サッシメーカーが発行してる取扱説明書やホームページ等をご参照ください。